本作は,ポーランドのデベロッパFlying Wild Hogが
開発したSFモチーフのシンプルなFPS。
FPSを開拓してきた人材が集まって
製作した作品としても知られる。
あらすじ
絶滅寸前まで追い込まれ,ベゾアールという閉鎖都市に
暮らす人類が,機械生命体であるマシーンと戦争を
繰り広げるという,地球社会の未来を舞台とする。
マシーン達は,「サンクチュアリ」と呼ばれる,何十億もの人間の
デジタル化された精神を保管しているネットワークを吸収しようと,
絶えずベゾアールの城壁を攻撃してくる。
プレイヤー扮する主人公のフレッチャー少佐は,
「CLN」というベゾアールを守るために設立された
会社の戦闘部隊として,マシーン達と戦っていくことになる。
↑掃除をしているロボット、ロボットがいかに
人間社会に浸透しているのかが分かる。
ゲームプレイ
武器は基本2種類。
CLN 銃器とN.R.G.兵器だ。
CLN 銃器は実弾系。N.R.G.兵器はエネルギー系だ。
例としては前者はアサルトライフル、ショットガンなど。
後者はプラズマ砲やレールガンなど。
この2つの武器は非常にすみわけができており、
どちらかひとつに偏ることはあまりない。
敵はすべてロボットであり倒すと
爆発したりバラバラになったりとかなり爽快。
敵の種類は近接攻撃してくるもの×2、近接して爆発するもの、
遠距離から攻撃してくるもの×2、よく出る中ボス的なもの×3
また戦闘に利用できるオブジェが常に周りの
あちらこちらにあり、敵をそれに誘導して倒す…など
というのが成功した日にはもうテンションが上がりまくる。
さて、ここからは不満点だが
とにかく隅に追い詰められたら
なすすべなく死んでしまうことだ。
狭いステージのときに大量に敵がいた場合は
ロケットランチャーなどの強力な武器を使うのだが
このような攻撃範囲が広い武器は自分にも
ダメージがくるのだ。
そのため隅に追い詰められたらしょぼい武器で
ガンガンと撃つしかないのだ。
これについては
“とっさに使える近接攻撃があったらよかったのに…”
という感じだ。
↑フルボッコの図
またこれは中盤にやっと気づいたのだが、
圧倒的なチート武器がある。
それはスマートガンである。
このスマートガンの能力は敵を見つけると
自動でロックオンしアップグレードすれば
壁をもつきぬけどこまでも追いかけるという武器だ。
この武器の登場によって全くダメージを受けることなく
進んだ場面が少なくはない。
だが下手くそな私は結構使ってしまう…(>_<)
あまりにも気になったのであげてみたが
戦闘はかなりド派手なものなり
プレイしていてうっとりするような
色彩に出会えたりもする。
というわけでプレイ面はかなり好評価。
ミュージック
全く覚えていない。
すいません…
グラフィックス
これもかなり好評価。
テーマが機械SFということなのだが、
かなり世界観にあっている。
またあえて外してきた場面もあり好感がもてた
総括
かなり癖があるように見えるが意外と
誰にでもできるような爽快FPS。
正直なところ“あのスイッチを押して次はあのスイッチ…”
という作業が大半を占めていたが
作業を作業と思わせない圧倒的な爽快感がある。
8時間ほどで1周という手軽さも
この手の作品には良いのかもしれない。
以上を踏まえて点数でいうと
85/100という感じ。
気になっているなら迷わず買うべき!