クリア時間はNormalで17時間、かなりサブに寄り道をした。
ボリュームについてはかなり多いように感じる。
撮ったSSは311枚、その割にはストーリーに関わるので紹介できる箇所が少なかった。
概要
スリーピングドッグス 香港秘密警察は、
オープンワールド型クライムアクションゲームである。
ゲームの舞台は香港。トライアドに潜入する捜査官を中心にゲームが展開していく。
ゲームプレイ
戦闘については大きく分けて格闘パートと銃撃戦パート、カーチェイスに分かれている。
格闘戦闘についてはBatmanによって確立されたFree-Flow Combatを採用している。
基本的にはカウンターからの攻撃が主で普通に殴っても
ガードされるか逆にカウンターを決められてしまう。
技が少ない序盤ではテンポの悪さに煩わらしさを感じる。
それとは対照的に周りのものを使った攻撃については必殺技的な立場でうまく機能している。
AIはバカの極みだが全体的に見ればよくまとまっているシステム。
銃撃戦については思ったよりも楽しい。
分かりやすく表現するなら“なんちゃってMax Payne”
時間をスローにし敵をなぎ倒していく。テンポよく進むシステムだ。
カーチェイスは派手さに突出している。タイヤを撃てば不自然なほど大きく
空中に投げ出され爆発する。車の操作性は“操作しやすい”という点では
評価できるが見方によってはおもちゃのような挙動だ。正にゲーム的と言える。
これらの派手で楽しい要素の中でプレイヤーはゲームオーバーになることは殆どない。
言うなればこの作品はある種“キャラゲー”に共通する所がある。
そのような点から見るとこの作品は全体的にゲームとして劣っているといえる。
以前結構やってるのにネタがないと言ったが本当に同じことの繰り返しなので
ウンザリしたが終盤の転換でなんとか持ちこたえた。
グラフィックス
グラッフィックは近年の作品の平均程度。
キャラクターのクオリティや雨天時の表現はなかなかのもの。
ストーリー
主人公が潜入捜査官ということもあって中々面白く展開していく。
洋ゲーにしては珍しくキャラが立っており感情移入もしやすい。
かなりベタだが先が気になりそれなりに楽しめる。
総評
Good Point
◆戦闘システム
◆車の操作性
◆重厚なストーリー、キャラクター
◆やりこみ要素(収集)
◆車のラジオ
◆バラエティ豊かなサブミッション
◆服装のカスタマイズ
Bad Point
◆同じことの繰り返し
◆マップ間での移動の煩わしさ
◆低い難易度
これほどこの点数が似合う作品はない。
点数は80点、難易度の低さが気にならないのなら買い