Game Mediation

PCゲーム、3DCG、哲学など

Desertedをプレイ 日本産FPS

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Twitterで話題になっていたフリーの日本産FPS。作者様はフォロワーの@nishikinohojoさん。

ダウンロードはコチラから、驚きなのがこの作品のジャンルがFPSというのに加えて箱庭要素も持っていること。

クリア時間はメインミッションのみのプレイで2~3時間といったところ。難易度は3段階あるうちの2つめ。

最初にこの作品を始めて思ったことは「これが個人で作れるものなんだろうか」ということ。

一本道のFPSでさえフリーでは見ないのに更に(いくつかの区間に分けられてはいるものの)

オープンワールドを実現しているのには素直に驚きました、プレイヤーの干渉を受ける前から

“邪悪”を体現したかのようなモンスター達は自立して動き発砲音や視界に入ることでプレイヤーを

認識しそのモンスター特有の攻撃を仕掛けてきます

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プレイヤーがモンスターに対抗して行える手段は重火器、近接武器、魔法とに分けられる。

自分に合った攻撃手段が選べると謳っており自分は遠距離は重火器、近距離は魔法といった感じでバランスよく

使えるよう設計されたデザインだと感じました。この重火器はいわゆるクラフトシステムに依存しており

作成後は性能の強化を図ることもできます。ただどうしても銃弾が比較的安く購入できお金も余ってくる

中盤あたりから使うは武器が偏ってしまいます。

この作品ではFPS部分以外にも敵の死体や落ちている箱からのアイテム入手やいわゆる

おつかい的なミッション形式、レベルの概念、など多くの“日本的”なRPG要素が見られます。

これはかなり新鮮で日本人にしか作れないようなシンプルさを兼ね合わせた要素といった印象を強く受けました。

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これも日本的ないわゆるダンジョン要素、洞窟などを探索でき最深部にはお決まりのご褒美アイテムが。

ゲーム全体の造形としてなかなか奇妙であったり面白いものが多く視覚的にも楽しめる。

改善や新たな要素などこれからアップデートで追加されるかもしれませんが今の時点での私の感想としては

“新鮮で楽しめたが土台となったFPS要素とRPG要素との融合はもっと凄いことができそう”といった感じ。

作者様のこれからの作品が非常に気になるところであります。

関係ないけどハリスさんの声好きよ。

ではまた~