Bundle入りしていた謎の作品、Loco Cycle。概要を少し見るとなんとも奇妙なものだったので
物珍しさから少しだけプレイしてみました。結果から述べると開発者から世界観、キャラクター…
すべてがぶっ飛んでいる良作でした。ええプレイは非常に良質なのです。
タイトル画面から分かるとおり日本語に対応しています。しかしこの作品、今年の9月4日にXBOX ONE版が
発売予定なのですがこんなに早くBundle入りしていいものなんでしょうか。
高性能AI、言語能力、武装を兼ね備えたバイクであるアイリス。金持ちへのプロモーションのため
外に持ち出されるが雷による自我の目覚めと対話システムの欠陥により整備士のパブロを
問答無用で連れ「自由を求める旅」を求め追手を虐殺しながら目的地へ向かう。というのが今作の大筋。
所々に味のある実写ムービーが導入されゲームプレイへとつながっていきます。
ゲーム中主人公のパブロは常にこの位置にひっついています。それにしてもこの実写ムービーの
完成度の高さはなんなんでしょう。俳優さん方もなかなかのハマり役で驚かされます。
ゲームプレイは基本的に道路での走行中に進行します。前方に現れた車両をマシンガンで
蜂の巣にするシューティングパート。ジョット人間を車体とパブロを使って殴り倒す格闘パート。
臨場感溢れるQTEパートの3つに分かれます。どれもテンポが良く全体的にまとまっていて
何よりカジュアルなので爽快感がずっと続いている感覚が非常に心地がいい。
全てのパートは1つのステージにバランスよく配置されており極めてシームレスに移行する。
その中でドラマのような物語も同時に進行するというのだから驚きです。
例えば道中に刺客として送り込まれたもう一つのスーパーバイクを撃退した後、そのバイクは
自分に足りなかったものを補い再戦に挑む準備をします。それが正解であるかは別として
この作品、かなり丁寧に作られまだまだ書き記していない魅力はありますが
具体的なことを書くとプレイ時のインパクトに欠けると勝手に思っているので省いております。
良作であることは間違いないので時間があればプレイしてみてください。
最後に愉快な開発者たちの画像で締めさせていただきます。
ではまた～
