この作品は一気にクリアしたい!と思っていたので平日はできず記事がかけませんでした。
クリア時間は難易度Normalで11時間程。撮ったSSは598枚。
鐘で船を呼ぶと船だけでなくクリーチャーも集まってくる。
船を待っている間はクリーチャーの相手をする。今作では武器を3種類まで持てるようになっているが
クリチャー戦では火力の低いピストルは必然的に使用武器から除外される。
無理矢理に使うと上画像のようにクリーチャーが通るであろう場所に火炎瓶を投げつけておくと良い。
えらく渋いおっさんに船に乗せてもらうと普段は大人しいというクリーチャーがすごい勢いで襲ってくる。
おっさんはダイナマイトで応戦するが埒があかないといいダイナマイトが入った箱にタバコを入れ放り投げる。
爆発による波で船も危なくなるというなんともダイナミックな展開に胸が踊る。
今作は前作の2033と比べて派手な演出やお化け屋敷的な演出が圧倒的に増加しているが
昨今の演出過多Dutyとは一線を画す出来であり、プレイヤーが毎回楽しめる作り。
とは言ってもかなり痛い欠点もあるわけで。それは前回少し触れた対クリーチャー戦。
光に反応する蜘蛛などは良いアイデアだったが、他のクリーチャーにはこれといった捻りはなく
ただただ力押しの戦闘が続く。使える武器も限定されプレイヤーとしては非常に面白くない。
Crysisシリーズのエイリアン的な存在。人間と戦わせろと。
あまり注目されていない…というか全くアピールしていない点ですが
オブジェクト貫通・延焼の表現のレベルが中々高い。火のついたオブジェクトは時間が経つと
音をたてて崩れ落ち周りのオブジェクトにも燃え移る。
貫通についてはオブジェクトの見た目に変化がない場合もあるが大抵は破壊表現もあり
カバーして出てこない敵にはこの2つの要素が非常に有効。
この作品には核による一面灰色の世界に地下にまで及ぶ疫病など世紀末の恐ろしさを書ききっている。
ビニールで隔離され吐血し苦しみながら死んでいく若者や母はどこかと父に尋ねる子供。
口調はロシアなまりだが字幕によって大体のことは読み取れる。難しい文法もあまり出てこない。
感染者の死体は焼却炉へ…、フィクション中のリアリティを極限にまで表現。
ある者の能力によって相手の記憶を体験することができる。
この演出によって物語がスムーズかつ衝撃的に進んでいく。
ただ登場人物が結構多いので少し混乱してしまい混同してしまった。
終盤の戦闘でようやく出てきたロマンガン(ミニガン)今までの戦闘とのギャップもあると思うが
こんなにも派手な戦闘になるとは思わなかった。
PhysXによって表現されるオブジェクトの火花や破片が本当に素晴らしかった。
そしてエンディングへ…、マルチエンディングなのかはまだ確認していないが
妙に納得してしまう展開でした。ああ、これでいいんだ、と。
作品としては何度も挙げたミュータントとの戦闘だけが残念でしたね。
細かいところは後日書く予定のレビューにて
ではまた~