発売日にアンロックするも異様に重い動作に気圧されてしばらくまともにプレイできていませんでした。
先日リリースされた新ドライバを導入したりHDDを400GB空けてみたりしましたが効果はありませんでした。
最後に半ば諦め気味に再インストールしてみると運転時のfps落ちはかなりの頻度で見られるものの
全体的な動作は改善されました。CPUがi5だと苦しい動作環境設定になっているようです。
やはり最初に目が行ってしまうのはグラフィックでしょう。見ての通り雨天時の環境の変化は本当に素晴らしい。
“期待以下だった”という意見もいくつか見かけますが現在存在するオープンワールドアクションという枠組みの
中で考えるとトップに位置するのではないでしょうか。他にも光源や煙の描写など目を見張るものがありました。
次に驚かされたのはシカゴを再現したという街への執拗な作り込みでした。人々はそれぞれ自分達の
生活を営みその中でリアルタイムに犯罪に巻き込まれたりするという何とも次世代を感じさせる要素が
成立しています。さらに主人公であるエイデンはハッキング技術に長けており街を歩く住人たちの携帯や
いたるところに設置されているオブジェクトを動作させることができます。これが街の作り込みや
作品全体に渡るゲームプレイ(戦闘に限らず)に深みを持たせている。
例えばFar Cry 3の拠点制圧のような場面では事前にカメラをハッキングすることで敵の位置や情報を
確保し優位に立った状態で戦闘に移るといったことやオブジェクトの爆破などで直接攻撃することも可能に。
さらには電子機器によって管理されるシカゴの街並みをフルに使ってのカーチェイスも楽しめます。
このカーチェイスが非常にシームレスに進みお手軽に行えるのでかなりお気に入り。
手ごわい警察に追われる機会が非常に多い作品ですが通りかかった電車をスマホ1つで止め
無賃乗車で逃走なんてこともできてしまう。現代っ子怖いなー、とづまり。
予想外だったのはマルチプレイでした。当初その存在を知ったときは「すぐ過疎りそう」と月並みの感想しか
抱きませんでしたが実際に触ってみるとキャンペーン中にいつでもシカゴ全体(iOS)VSプレイヤー(今作)という
壮大な体験でした(※モバイルチャレンジ)これがどちら側でも楽しくiOS側だと相手の行動を1手2手も読んで
指示を出す必要がありプレイヤー側はどう相手の攻撃をかいくくりながら目的地を目指すか、とどちらも
戦略性が高いゲームプレイが楽しめます。iOS側には独自のスキル強化が用意されている。
他にも他プレイヤーと自由にシカゴを歩けるフリーモードなども用意されていますが今のところ
まだ試せていないので割愛。いずれも同じシカゴを使いシームレスに移行するので
シングルプレイとマルチプレイの垣根をほとんど感じることがない。
キャンペーンは進めるごとに難しく無駄に時間が取られる電脳パズル以外に不満はありません。
とは言ったもののついつい立ち寄りたくなる要素が散りばめられているのでかなりプレイしているはずなのに
ストーリーがACT 1の9段階中7段階しか進んでいません。恐るべしハッキングし放題。
これに更にあの多岐にわたるスキルツリーのアンロックが残っているといのだからこれはもう。
ではまた~
— ようげ (@Youge2) 2014, 6月 8