Game Mediation

PCゲーム、3DCG、哲学など

SS10 2D、TPS、FPS

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日本ではおま国なので購入できないタイトル。South PerkというアメリカのアニメをRPGとしてゲーム化したもの。元々アニメが切り絵調の2Dで制作され今作もそのスタイルを採用しているため正に“動かせるSouth Perk”といった感じ。序盤から下品ネタを飛ばしすぎていたり字幕は出るもののキャラクター達が早口すぎてストーリーが完全には理解できないなど人を選ぶ要素はあるものの今のところ「自分がSouth Perkの一員として行動できる」というコンセプトがうまく働いていることもあって楽しい。

Kick Ass 2というタイトルなのだから、あの映画をゲーム化した作品なのだろうが戦闘はWatchmen並の地味な上に血なまぐさいアクションであるのに加えてコンボを繋げられるかは気まぐれで決まるという滅茶苦茶な出来。作中のヒットガールは映画版とは似ても似つかぬ不細工であるし(アメコミ版)利点を「版権物はクソゲー」と思い起こさせてくれることしか思いつかない。

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キルモーション時のチープな集中線にはもはや苦笑い。

WWⅡを描くFPS「Enemy Front」開発がCI Gamesということで何となく察しはついていましたが、まあ…いい作品ではないですね。第一に操作性が破綻している。どんなに素晴らしい世界観やステージを構築していても、それを満喫するための基本である操作がままならないのでは何の意味もない。またゲームプレイに関しても撃っている感覚は無に等しいし、ちょっとした挑戦であったステルス要素も取っ付きにくいものとなってしまっている。

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そもそも一人称ステルスが難しいというのもあるが、とにかくどうすればスマートなステルスになるのかが分かりにくいし、その結果難しい。グラフィックもさほど綺麗なわけでもなく万人の記憶に残らないであろう最も悲惨な作品となっている。