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CoD BO3 キャンペーン ~キャラクター ストーリーの流れ編~

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BO3のキャンペーンモードをクリアしました。今作のストーリーも過去作に違わず少し難解な印象を受けました。何より不確定要素が多く様々な解釈が可能なものとなっています。今回の記事はPart 1としてキャラクターとストーリーの流れのみです。当然ネタバレはあります。

キャラクター

・プレイヤー

カイロにおける首相救出作戦の際、ロボットに両腕をもがれ半機械化。DNIシステムもこの際、導入される。ディアス、ホールの脳にコネクション(コルヴィスの感染の恐れ)。最後に現実空間に戻ったプレイヤーは名前を聞かれ「テイラー」と答える。

・ヘンドリクス

プレイヤーと共に行動するがケインの検査によってコルヴィスの感染が確認される。テイラーを無許可に銃殺し完全にコルヴィスに乗っ取られ敵となる。プレイヤーに撃ち殺された後に凍てつく森を連想させる場所にてコルヴィスを救世主であるように擁護しまくり退場。

・ケイン

当初から何かを隠しているとプレイヤーとヘンドリクスに疑われていた人物。54イモータルズの本部襲撃時になぜか一人だけ生き残っていたりと怪しすぎる。プレイヤーがDNIの突然の停止によって溺れた場面では「テイラー…」とつぶやくなど何だこいつ、といった印象。最終ミッションで毒ガスによって死亡。

・テイラー

コルヴィスに感染。プロジェクト関係者を見つけ出すために仲間を裏切りNRCのバックアップを得、プレイヤー達と敵対する。狂ったヘンドリクスに撃ち殺され同じ立ち位置を乗っ取られる。

・ホール

テイラー部隊の女ソルジャー。テイラー同様に感染。ナイトメア(ガンダム?)に搭乗しプレイヤーに襲い掛かるが当然のように敗北。プレイヤーに無理やりコネクション(意味深)され脳の回路が焼ききれて死亡。

・ゴウ・ショウラン

犯罪組織54イモータルズの女ソルジャー。本部襲撃時になぜかケインのみを生かしプレイヤーに襲い掛かるが顔面を焼かれ死亡。

・コルヴィス

CIAが秘密裏に進めるブラックプロジェクトによって生み出されたAI。その目的は人々の思考と欲望を監視すること。しかしコルヴィスの基となった被験者の体験を処理できずに暴走。ノヴァガスを用いシンガポールに30万の死をもたらす。その思想は「死からの開放」。死んだ人間は「凍てつく森」に行くと考え、それを探すために感染を進める。

ストーリーの流れ

コアレッセンス社が「人類に正しい選択を示すAI」としてコルヴィスを開発する。コルヴィスは被験者の体験を基に構築されたAIであり、その苦痛と悲しみに満ちた体験を受け止められず暴走。ノヴァガスを使用しシンガポールにて30万人の被害を出す。2015-12-05_00127.jpg

テイラー部隊が実験跡地を発見しコネクションを試みた際にAIコルヴィスに感染。この感染によりテイラー部隊は安らぎの場所「凍てつく森(frozen forest)」を目的に行動を起こす。コルヴィスは自分を生んだプロジェクト関係者をテイラー達に見つけ出させ話を聞くが「凍てつく森」とは被験者を実験に参加させるために作り出した虚構の理想であったことが判明する。

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プレイヤー、ヘンドリクス共にコルヴィスの感染が確認されるもテイラーを追い詰める。プレイヤーはテイラーに追い詰められるも、テイラーは最後の最後に感染に抗いDNIを引きちぎる。正気に戻ったテイラーから話を聞こうとするがヘンドリクスが無許可に発砲し殺害。彼の口から出てきた言葉は「思い描け 凍てつく森を」。NRCの飛行船で姿を消す。

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ヘンドリクスはコアレッセンス社のチューリッヒ本部にてAIの感染拡大を図る。理性の残っていたヘンドリクスはブラックプロジェクトを再開しようとしていた重要人物クルーガーを殺害した後、プレイヤーに射殺される。プレイヤーは自分に銃口を向け発砲音の後、「凍てつく森」を連想させる場所に立っている。ヘンドリクスはコルヴィスを救世主であるかのように述べ退場。クルーガーはコルヴィスに殺害されプレイヤーとテイラーは凍てつく森を破壊。現実世界に戻ったプレイヤーはDNIを削除。名前を聞かれ「テイラー」と答える。

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