発売日から1週間ほど遅れてプレイし始めましたが、ここまでボリュームがあるのにも関わらず
一気にクリアしてしまったのはBioshock Infinite以来でした。クリア時間は16.6時間、撮ったSSは685枚
まずは次世代機へ完全に移行したことによって格段に向上したビジュアル面について。
SSはゲーム冒頭の場面なのですがここで圧倒されないプレイヤーはいないんじゃないだろうか、
というくらいのゾンビの数と動き。さらに次世代の力で見た目の同じゾンビは1体もいないそうです。スゴイ
他にもプレイヤーへの返り血がムービーで反映されるといった細かいところもプッシュしてきます。
コスチュームといい武器といいおふざけ要素が多いのに対して物語は至ってシリアスなのがじわじわきます。
この作品の根幹となるゾンビ殺しは正に爽快の一言、ゾンビを殺しているだけで楽しいというのは
なかなかに凄いことなのではないでしょうか。ゾンビの数が増えたこととド派手な武器が増えたことで
基本的な戦闘が楽しくなりました。またコンボ武器に更に武器を足したスーパーコンボ武器や
車両と車両を組み合わせるビークルコンボシステムは正に限界突破といった虐殺を実現します。
個人的にお勧めなビークルコンボはローラーカーとオートバイを組み合わせたコンボ。
ローラーカーのゾンビミンチに加えてバイクのスピードとなぜか火炎放射器が追加されてます。
そして自分がDead Rising 3で最も賞賛したいがサイコパスを返り討ちにする“サイコパスミッション”です。
人間を相手にしているのにも関わらずこの作品のポテンシャルを最大限に発揮したこの要素、
ゾンビの虐殺に飽きたちょうどいい頃合に出現し強烈なアクセントとなります。
劇的な登場でサイコパスっぷりをアピールする彼らですが死の間際には人間的な一面が
垣間見えたりと愛されるべきキャラクターをですね。しかし彼らを殺すのはかなり楽しい。
基本的にノックバックが少なく体力の多い敵なので投擲が有効だったりするのでオススメです。
拠点に設置された武器ロッカーからは数が限定されているとはいえ今まで見つけたコンボ武器が
コスト無しで補充できます。この仕様はクリア後なら良かったかもしれませんが有りもので何とかする
ことが好きな自分にとってはバランスブレイカー的な存在でした。ミニガン甲冑に新たなロマンを見出しました
各所で指摘されている誤った翻訳はほんの数箇所でしか見られませんでしたし、やたら馴れ馴れしい
若者言葉の翻訳は青臭い主人公には非常に合っていると感じました。
ユーザースコアは6割程度ですがこんなにも魅力的で性能の向上を活かした作品は久しぶりでした。
ゾンビに抵抗のない方はぜひ遊んで貰いたい。今度はCoopでプレイしてみたいですね。
ではまた~