Game Mediation

PCゲーム、3DCG、哲学など

WhiLackをプレイ 第二回UE4ぷちコンより

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この度Unreal Engine 4を使用してゲームを作る“第2回UE4ぷちこん”に参加されたフレンドさんの

作品を特別に遊ばせていただきましたのでご紹介。ちなみに今回のぷちコンのテーマは「光る」だそうです。

一般公開も考えられていられるようなのでご期待を

“WhiLack”と名付けられたこの作品は所謂FPS視点を採用したアドベンチャーゲームです。

こんな事を言うと元も子も無いのですがこの作品、とにかく短いプレイ時間でプレイヤーに

今までにない体験をさせるという点に突き抜けているので紹介がしにくい。

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上のGIFファイルがこのゲームにおけるプレイヤーの最初の体験です。具体的にはプレイヤーは

真っ暗闇の画面の中、流れてきたBGMによってそれをゲームの開始として認識し、とりあえず

FPSでは最もスタンダードな操作“撃つ”を試みたといった感じ。ここでたいていのプレイヤーは

“主人公が手に持った何かで周囲を白に塗り状況を確認する”ということに気がつくでしょう。

この体験は正に“一石を投じる”を字で行うもので、そのシンプルさと自然かつ必然的なプレイヤーの

誘導には感動しました。導入部分でここまでプレイヤーを惹きつける作品はそう無い。

その後もプレイヤーを甘やかすでもなく突き放すでもない絶妙な難易度のバランスを有し

思考の余地を与えたギミックが続きます。この鮮やかさには脱帽ものである。

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何となく察してくれた読者の方もいるかと思いますが、この作品以前紹介したOutlastMontas

同じ“紹介によって魅力が減ってしまう”類のものと自分は認識しており、あまり突っ込んだ話はしていません。

そうまでしてなぜ紹介したかというと、やはりこの作品が魅力的であり表面だけでも知ってもらいたいからです。

動画も用意されていますがやはり直に触れるのが一番ということで一般公開後に

ぜひダウンロードして遊んで貰いたい。その時は多分このブログでも紹介するのでよしなに

ではまた~