Game Mediation

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DOOM ストーリー感想 書き散らし Doom Guyを嫌いにならないための考察 SS

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ネタバレ多々

あらすじ

今作の流れはあらすじはこんな感じである。

エネルギー問題に直面

地獄のエネルギーを使おう(火星で)

地獄の門が開き研究施設壊滅

助けてDoom Guy

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目を背けるな

理解不能の怪物 Doom Guy=Godzilla

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そして主人公であるDoom Guyは行動を開始する。しかし彼はまるで怒りという感情しか持ち合わせていないかのような行動をとる。目の前のデーモンをただただ過剰な暴力をもってぶち殺し、施設を破壊して回る。

かと思えば繊細な指使いでパネルやカードキーといった文明の利器を使用する。

終いには“デーモンの侵略を防ぐために道具として使用されている”という事実を把握したうえでその支配者に何の反抗的な態度も示さない。

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どっちつかずの彼は結局エンディングにて地獄の門を開いた原因(人物)をぶち殺した後に「次にまた何かあったときのために君は殺さないでおこう」と告げられ再び永い眠りにつかされる。

その様はさながら人間とゴジラとの関係に他ならない。脅威を取り除くために意図的に敵と対峙させられ最後は殺される。僕たちが操っていた主人公はこんなにも弱いやつだったのだろうか。

しかし、エンディングで流れる彼のデーモン殺しの実績にそんな脆弱さを感じることはできない。

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そして僕は考えた。彼はただただ「戦うため」に生きているのだと。彼にとって戦いのない世界には意味がなく次の戦いの時まで待ち続ける他ない。戦いのこと以外には興味がない存在。一見淡泊に見えるが実に一途な存在、それが「Doom Guy」だったのだ。

※ちなみにここで想定したゴジラは「人間がある怪物とゴジラを戦わせて最後には人間の手でゴジラを殺す」という内容の作品をおぼろげな記憶から取り出したものですが該当作品が見つかっていません…。候補としては「初代ゴジラ」「ゴジラvsデストロイア(ゴジラ死す)」「ゴジラ Final Wars

SS

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