Game Mediation

PCゲーム、3DCG、哲学など

ブログ名がダサかったので変更しました

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あけおめです。この度2012年から移行などを経ながら続けていたこのブログ「若年PCゲーマーのきまぐれ」の名前を、「Game Mediation」に変更します。ここでは変更の理由と、新しいブログ名の由来を語って行こうと思います。

 

ブログ名を変更した理由は単純に「ダサい」と感じたからです。特にこの記事の前の記事が比較的多くの人に見られてようやくその実感を得ました。

 

「若年PCゲーマー」と「きまぐれ」というのは2012年当時にはすでに廃れていた個人ブログの名づけ形式を踏襲していました。ブログの主体+スタンスというのがそのテンプレで、今見るとオリジナリティがゼロです。

 

また若年と銘打っているのは「自分は若輩者なので少しの間違いは見逃してくれ」という狡い意図が見え隠れしていて腹立たしい。きまぐれも「気まぐれ更新である」という失踪を臭わせる卑怯なブログ名である。

 

最後にこのブログ名には何のスタンスも現れていないのが最悪である。いつでもどんな角度からでもコウモリの如く自分のスタンスを変えられるような輪郭のない表現は、今見るといら立ちを抑えられない。

 

そんなひどいブログ名(愛着はある)から「Game Mediation」という新たなブログ名は何を意味するのかを、ここから説明します。ブログ名が恥ずかしいから変えたのに、由来を自慢げに語るというのはまるで恥の上塗りです。

 

Mediationとは媒介を意味します。この10年間で自分が学んだことの数少ないものの1つ、西田哲学を発想の源としています。西谷啓二という京都学派の哲学者が西田幾多郎の思想を同じく京都学派の田辺元の哲学と比較して「媒介の哲学」と呼びました。

 

西田の哲学は今は失われつつある形而上学に類するもので、その中でも現代に通用すると私が勝手に思っている特徴が「媒介の哲学」としての西田哲学なのです。専門的な話に触れないよう説明してきたせいで未だブログ名にたどり着きませんが、端的に言って私は「媒介の哲学」をゲームの批評やゲーム作りの過程を通してここで表現していきたいというのが媒介をMediationと英語に直して、ブログ名に掲げる理由です。

 

なぜ英語にしているのかというとGame Mediaをもじるようにするためです。もじるもなにも元々メディアとMedium(媒体)は近い語で、似てくるのは当然ですがそのニュアンスは全く異なります。媒体は手段であり、媒介は作用です。哲学の話になってきたので止めます。そういった話は私のもう一つのブログの方で展開しますので、そっちで見てください。

 

annieareyou.hatenablog.com

 

それでは今後ともよろしくお願いします