CoDシリーズといえば「キルしてなんぼ、多く殺したものが総合的な勝者である」という至極単純なコンセプトが長い間そこにありました。しかし昨今のCoD作品、特にこのBO3においてはその傾向に「選択肢の増加」という自然な進化によって若干の変化が生まれてきているように思えます。
つまり端的に言えば“キルしなくても活躍できる”のである。いやいやBFじゃないんだからという声が聞こえてきそうなので、確かにそれは言い過ぎである。“直接”と付け加えたほうがいいかもしれない。間接的に、結果的に、傾向的に、キルしやすくなっている。
具体的な例を挙げてみるので平和的に活躍したいプレイヤー諸君は参考にしてほしい。
Lighting Strike
相当の玄人か未来預言者にしか使いこなせない今回のライティングストライクだが、キルすること以外にも使うことができる。それはただSSのように爆破場所を選ぶためにマップを展開すればよい。
そうすればマップを開いた瞬間に敵にその旨(つまり敵が爆破場所を指定していること)が伝えられる。まともな敵ならばアナウンスを聞けばすぐに建物内に逃げ込むと予想される。その前提一つだけで自分はずいぶん動きやすくなれる。Bを奪取するなり室内の敵に奇襲を仕掛けるなりすればよい。
Black Cell ＆EMP Grenade
シンプルな質問だが敵に逐一居場所を知られるUAVが出ていても撃ち勝てると思えるだろうか？なぜ人間の反応速度を超越したセントリーくんを放置できるのだろうか？
これらの不利に働く要素は私たち自身の力で簡単に取り除ける。ここではそんな対処法に関する装備２つを紹介する。
Black Cellはいわゆるサブウェポンでランチャーという種類に該当する。ほとんどのスコアストリークまたは、そこから派生する爆発物などに有効である。慣れてくれば一瞬でロックオンからの発射という流れがとれリロードも武器変更2回押しで短縮できるのでとにかく手間を取らない。
破壊に要するランチャーの発射数
1発-UAV、カウンターUAV、ケアパッケージ、ヘルストーム
3発-レイス、ヘイター(H.A.T.R.)
それ以上-R.A.P.S.、パワーコア、マザーシップ
次に紹介するのがEMPグレネードである。もっとも過小評価されている装備のうちの一つである。まずよほど高い高度のスコアストリークでもない限りその効果を発揮する。
破壊に要するEMPグレネード数
1発-設置可能な爆発物またはタクティカル、HC-XD、ダート、ガーディアン、Rサンダー
2発-タロン、セントリーガン
それ以上-ケルベロス、GIユニット
この威力だけでも相当な魅力なのだが、その真価は広い効果範囲と壁の貫通にある。
そしてこの２つの装備の使用目的というのはチーム全体の動きの効率化にとどまらず自分自身のスコア稼ぎにあることも忘れてはいけない。
C4
今作のC4は設置しておけば敵が近づいてきた瞬間に教えてくれるので、適当に投げておけば指一本動かさずに(または指一本のみで)敵をキルできる。
おわり
