Game Mediation

PCゲーム、3DCG、哲学など

Call of Juarez Gunslingerをプレイ

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先日のブラックフライデーセールで4ケタSteamerのフレンドにクソゲーを送ると

お返しに、といただいた作品、こちらが申し訳なくなるくらい良作だったのでご紹介。

ものはついでと言うことで記事が被ったフレンドさんのブログ、貼っておきます(ダイレクトマーケティング

この作品は以前ご紹介したCall of Juarez The Cartelの次作ということですが舞台は現代の警察から

本場西部の賞金稼ぎへ、丸くなった枯れ草(和名:オカヒジキ属)が転がるべたなもの。

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物語は年老いた主人公サイラスの酒場の客人達へ向けた語りにて展開される。

内容は今まで葬ってきた悪党共との戦い、プレイヤーはそれを操作して記憶を追走することになる。

ゲームプレイはステージクリア型、点数を競うアーケード調、進むごとに立ちはだかる

敵をなぎ倒して進む他に目的は一切提示されないかなりシンプルなもの。

武器は単発銃しか存在せず必然的に頭を狙っていくことになる。

特徴的なシステムは敵を倒すことによって蓄積されるゲージを消費しての(満タンにする必要はない)

バレットタイム、敵の動きが遅くなりヘッドショットをバンバンと決めていくのが爽快感を誘うが

驚くことに敵の発射する弾丸が避けられるほどに遅くなる。

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他に特徴的なシステムは“死の予感”システム、致命的となる攻撃に対して発動しスローモーション

効果が発生し弾丸を避けることができるというもの、こちらは一定時間すると回復するゲージに依存。

さらに特徴的なシステムが格ステージの最後の敵に対して催される“一騎打ち”

敵の頭に照準をあわせフォーカス率を高めつつ揺れる右手を銃の抜きやすい位置へ誘導、

敵が銃を取った瞬間にこちらも銃を抜き早撃ち勝負をする、と簡単に説明するとこんな感じ。

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難易度Hardで始めたせいか何度か殺されてやっとクリアと自分の腕が悪いのですが普段の

テンポの良さを崩してしまっていると感じる、毎回やることは同じな上。不必要なほど時間が

かかるなど個人的にはマイナスポイント、敵より先に銃を抜くという救済措置も存在しますが

不名誉な勝利とカウントされてしまう、それならばステルスキルはどうなるのかと。

敵を倒すことによって得られるexp(スコアと同義)レベルが向上し、その度にスキルポイント

得られる、スキルはピストル、ライフル、ショットガンと3種類存在しどれも某忍者なんかとは

比べ物にならないほど大きな成長効果を得られる、RPGとまでは言えませんが。かなり戦闘が左右される。

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終盤の強化は特に極端なので一極集中で強化していくのが良さそう、その武器に関わらず

全体に効果が及ぶスキルも多くあるので一通り目を通しておきたい。

15ドルの作品としては十分すぎるほどのグラフィッククオリティ、思わず足を止めて風景を

HDDに収めたくなる衝動に襲われますが敵がわっさわっさとやってきてそんな暇はない。

多分敵が出現していない時間の方が多いのではと思ってしまうほどのゲームテンポ。

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先程から確認できるように日本語は字幕のみ対応しています、語りということで切羽詰った奇襲中でも

構わず喋りかけてくるので字幕を読む余裕が全くと言っていいほど無い。

基本的に敵を倒すだけの今作、CS機ではDL販売のみという小規模な作品ということで4.5時間ほどで

難易度Hardをクリアしました、久しぶりに濃い時間を過ごせたと思える作品でした。

クリア後はお決まりの強くてNew Gameや最高難易度解除などやることが盛りだくさん。

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勢いで点数を付けてしまうと85点ほど、マストバイと言い切れる今年初のFPS

ではまた~