Game Mediation

PCゲーム、3DCG、哲学など

Dead Island 一人称視点ゾンビの決定版

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この度ソロでDead Islandを16時間ほどプレイしてきましたので感想をば。

部位破壊が生み出す爽快感

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とにかく今作の戦闘は楽しい。というのもタイトルで表したような部位破壊はゾンビの動きにその影響が如実に現れるし、何より骨を砕いたり四肢を切断したりする瞬間の「相手を削った」と実感できる描写は素晴らしい。他にも多くの作品では失敗している「人間とエイリアン」などの2種類の敵(今作ではゾンビと人間)の両立が今作は非常に良い出来となっている。ゾンビ側は前述した近接戦闘の魅力があるのに対し人間側には遠距離武器で戦うことの魅力をしっかりと持つ。2015-03-16_00008.jpg

またARPGによくある「強い武器が進行によってすぐに使い物にならなくなる」といったことは比較的少ないように見受けられる。武器の進化以上にプレイヤーのレベルアップによる成長が重視されているのは個人的に嬉しい。

多彩なロケーション

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独りよがりなストーリー

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プレイヤーはゲーム開始時に4人の主人公から1人を選んでゲームを進めるわけだが、そのキャラクターたちはよくある無口主人公や逆に何かを選択してゲームを進める主人公でもない。最初から決められた性格を元に各々勝手に行動するのだ。そこにプレイヤーの干渉は一切ないしプレイヤーが操作できるのは1人のみであるため今まで姿すら見せなかった残り3人の主人公が突然いがみ合ったりするのだ。Coopプレイだとどう感じるかは知らないがソロプレイの自分にとっては当然のように置いていかれている感じに違和感を覚えた。ストーリー自体はよくあるゾンビものをRPGお得意のお使いで引き伸ばしただけ、という感じ。


どうせならCoopで遊びたい作品。