CS機版から少し遅れて解禁されたCoD AWのDLC第一弾“Havoc” 肝心のマルチプレイヤーではマッチングシステムのせい又は根本的な人口不足のせいなのか、とにかく新しいマップを遊べない状態です。そこで今記事ではHavocで追加された新武器AE4に加えゾンビモードについて書いていこうと思います。
今作のビーム武器を代表するものといえばADS不要、高威力、射程無視で悪名高いヘビーウェポン“EM1”。今DLCで追加されたAE4を使用された皆様はその低い連射速度、射程を“EM1の埋め合わせ”と捉えられたと思います。確かにAE4は近接戦闘ではまったく勝てませんし遠距離では嬲り殺されるしかありません。
しかしこの武器の利点である“リロード不要”と“中距離安定”は今作のCoDが成し遂げた“驚異的なゲームスピード”に見事にマッチしたものでした。敵のキルと武器のクールダウンが丁度いい間隔で繰り返されまさにアンストッパブルな戦闘が実現できる。
アタッチメントはクイックドローとレッドドットサイトが安定か
期待通り突き抜けたEXO Zombies
今DLCの目玉とも言えるEXO ZombiesモードはCoD WaWに始まるゾンビモードをAWの超近未来的世界観そのままで再現したものである。アトラス社の生体実験によって生まれたゾンビたちはEXOスーツによってあろうことか普通の人間よりも高い目線を獲得するという冷静に考えるとゾンビにあるまじきことや俗に言うスーパーゾンビも登場しプレイヤーたちを全力で殺す。
まず賞賛すべきはその徹底的なビジュアルに訴える作り込みである。シリーズお馴染みのランダムで武器をドロップする箱や背景に過ぎない一つ一つのオブジェクトなど感心するほど細かく作られておりゲームプレイへの高揚感やストーリーへの想像を高めてくれること間違いなし。
オンリーワンではあるゲームプレイ
Call of Dutyは革新性を求め続けるゲームであり、このオマケと位置づけられるゾンビモードも例外ではない。プレイヤー、ゾンビは共に今までのゾンビモードとは一線を画す機動能力を持ち一瞬で移動できる範囲が大幅に広がり、より大胆なプレイが可能となった。しかしこの進化は同時に今までの“地道な戦略性”を完全に否定してしまった。
個人的な好みから言うとこの変化は歓迎だし大衆の動きも昔のジリ貧を地味に抑えていくものよりカジュアルに派手なものを求める方向に行きニーズに基づいていると言える。何より大幅な変化をもたらした、というところに大きな意味があると思う。
Resistanceのキメラじゃないんだから真っ青にして欲しかった