PC版は何だかいろんな騒動があったようですね。まあゲームを公正な立場から評価するものとしては、そんな事どうでもいいんだけどね。
(実際は日本語版をかなり前から予約し発売日は全ての予定を蹴って正座していたのだが。このヘイトをどこにぶつければいいんだろう。そうだ。Warner製の作品への評価が心なしか厳しくても気のせいだからね)
まずはグラを見せてもらおうか
ゲームへの第一印象というのはグラフィックか音楽のどちらかによって左右されると僕は考えている。さらにグラフィックはゲームプレイに最後までついてくる非常に重要な要素だ。実際、名作と呼ばれる作品はビジュアル的な魅力を欠かないケースが非常に多い。しかしWarnerとかいう得体の知れない製作元(映画屋さんかな?)が作ったこんな作品のグラフィックが素晴らしいわけないだろう…。
お、おう…。どう考えても頭のおかしいほどのクオリティを誇るグラフィックである。これだけは素直に認めなければならない。さらに、これが動くと言うのだから圧巻である。むしろSSで見返すと汚く感じるほどである。プレイの中で自然に出来上がる“画”の美麗さにも注目してもらいたいところである。
募るヘイトは今作への印象をプレイすることなく、そんなネガティブなものへと変えた(超期待して予約したのにも関わらず)。しかし実際のゲームプレイは正当な進化をもって我々プレイヤーを満足させた。コンバットに関しては全体的にテンポが向上したし、移動に関しては全く異次元の境地を開拓した。バットマン自体は飛ぶ勢いが増し正に鳥のように縦横無尽に空を駆け回ることが可能になった。
最も大きな変化は今までの作品では、なあなあな存在として描かれていたバットモービルの登場である。無人となったゴッサムをあらゆるものを破壊しながら突き進む化け物ビークルはプレイヤーに言いようのない全能感を与える。
正直マンネリを打開できていないだろうと考えていただけに、この素晴らしい正当な進化には拍手を送りたい。というか、ここまで褒めてしかいないような気がする。くだらないバグSSでネガキャンして終わりたいと思う。